前は芝生。奥は道路を挟んで能仁寺。
飯能市の能仁寺の前に「飯能中央公園」がある。
立派なホールが大小二つある「市民会館」と、「郷土館」が端っこにあり、中央に大きな駐車場があるから、正しい名前は「中央に駐車場公園」である。
公園の端、能仁寺の山門近くに公衆便所がある。
この施設、なかなか格好が良く出来ていて、トイレ景観賞をあげたいくらいだ。
屋根は日本瓦で、軒は深く、棟は低い。市特産の材木(西川材)を多用しているように見せて、実はコンクリート製である。辺りの樹木の多い風景に完全に溶け込んでいる。
当然、水洗式であり、簡素で無駄が無く、清潔である。
外壁には腰掛が付属して、モザイクで目立たせた水飲み場もある。
わが清流文化都市日高のトイレ事情は、複雑だ。
観光活性化の聖地・巾着田の堤防上にあるトイレはアルペン風のログハウス。低い展望台が付いて、今時珍しく水洗式ではない。
団地のトイレは、ホワイトハウス。少々汚れてきて、BGM装置はとっくに壊れ、高い天井には蜘蛛の巣。ショウウィンドウは掛け時計と張り紙があるだけである。トイレの内部は落葉が溜まっている。
中央公園のトイレは、綺麗に使いたい。
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