昭和記念公園からの帰り道。モノレールは混んでいた。
着席を諦め、連結部分でよろよろしていたら、若いおばぁさまに手招きされ、席を譲られた。
いいです大丈夫です、と言っても、直ぐ降りるから、とやんわり言い返された。
可愛げのないじぃさまだ、と我ながら思う。
結局、坐ることになったが、歳を見破られて口惜しいような、ラクになって嬉しいような、複雑微妙な気分だった。
外出時、森生は敢えて若作りにしている。若い頃の服がまた着られるようなサイズになったのである。
.......というよりも、捨てるのが惜しいのね。実際、ここだけの話、ズボンの一番上のボタンは外してます。
でもなぁ、帽子を目深に冠っても、最近のたそがれ振りは甚だしく、隠しようがないようだ。
なんたって、80の大台を超えちまったんだから、身体全体で老人光線を周りに発っしていたのだった。
ましてソフトクリームだけで、21045歩も歩いたんだもの。
これからは素直な可愛いじぃさまになって、ラクをしようか、と思ったりするのであります。
できるかなぁ。
171114
席、譲られて、嬉しいような、嬉しくないような・・・捻じれ気分。
不思議なのは小さな子供に席を譲る大人がいること。
子供に譲るんだったら老人に譲れ、とは思います。
団体小学生が乗り込んできて引率の先生が生徒を座席に座らせるのはいいんだけど、老人が乗ってきても席を譲るように指導をしない。
気が付けば 下り坂の最前列 未知の領域
諸先輩の話を もっと聞いておけばよかった と感じる今日この頃でありまする