林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

飛び入り

2007-12-07 | 林住期

 

東急団地のどん詰まりを右に登ると多峰主山だが、左の山道に入った。
「武蔵台晩秋・猫額亭辺」住宅街の上に見える美しい雑木山です。

以前は歩くのが難しい薮の中の道だったが、下草が刈り払われて歩き易くなっている。
TVの共同アンテナから先はとても歩けなかったが、そこにも道が復旧した。
多峰主山ほど険しくはなく、楽に歩ける道になった。

 

▲この雑木山からは直下の東急団地の北正面に日和田山(右)と高指山(左)。
山と団地の下には高麗川が流れ、昔からの集落がある。
空気が澄むと、関東平野の果てに筑波山が見えるが、今日はダメだった。

 

▲おやっ、混み合った木の間から、多峰主山まで見えるじゃないか!

 

▲西方には関八州見晴台(左大斜面)や越上山(中央)。

 

▲そして武甲山(中央)。

奥の方で酒盛りのような賑やかな声がする。猪たちの忘年会かぃ?
近付いたら十数人のおじおばたちの宴会の真っ最中だった。

宴会を横目に通り過ぎようとしたら、森男を呼ぶ大猪がいる。
暗闇を透かして顔を確かめたら、あれま、昔の会社の後輩君だよ!

やあやあ、さあさあ、それ一杯、となって急遽宴会の仲間入りとなった。
饂飩は出る、酒は注がれる、漬物をどうぞ、と樵姿の森男が珍しいらしく、肴の一つにされた気分。狸だけど、煮ても焼いても食えなのに。
やがて、すっかり茹で蛸に化けてしまいました。

 

この山が綺麗に片付いたのはこの人たちの努力の由。
まだ作業面積は狭いが、「丘の上公園」に負けない作業である。
皆さん、飯能や東急西武両団地の人たちで、まだボランティア組織にまではなっていない気軽な集まりのようだ。

宴会場所は、小高い平地を伐り開いてはいるが、周囲の木々が密林状態で、ガソリンが入っても、まだ寒い。
そう申し上げたら、一緒に伐採しようよ、西武の許可は貰ってあるからさ、とまたお酒。

皆さんに紹介された上に、家から歩いて行ける場所なので、行きがかりがり上お仲間に入れて頂くことになったが.......。

身体が幾つあっても足りやしないぞ、と嬉しくも困惑。

すっかり酔いが回って、家に帰り着いたら、相手の名前と顔は、後輩の大猪君以外は誰が誰やら思い出せない。
.....どうしよう。

▲▲の標高は以下のとおりです。

日和田山305m、高指山330m、多峰主山270m。

関八州見晴台771m、越上山(オガミヤマと読むのでしょうか)566m、武甲山1295m。

メートル以下は、ハイカーが多くて少し低くなったので、切り捨てました。



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3 コメント

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またまた忙しくなりそうですね? (紫陽花)
2007-12-08 14:52:38
 紅葉の山々をバックに住宅がスッキリ写っていますね。武蔵台公民館へ行く高台から見える景色でしょうか?

お宅の近くに山道を整備しているグループがあるなんて それもお知り合いの人がいて”灯台下暗し”でした。

「里山を守る会」とお仲間も増えお忙しくなりそうですね・・・。
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ここにも (おはるさん)
2007-12-08 23:42:42
いましたね、雑木林施工管理技師。
この道は開店したスーパーへの自然タップリな買い物ロード?
こんな風にみんなが
『誰かここをこうしてくれたらいいのになぁ』じゃなくて
『ここをこうしたら良くなるから、みんなでやろうよ』と考えたら、
あっちもこっちも快適素敵になるんだけどな~。

うふふ、森男さん、.....どうします?
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道を付ける ()
2007-12-09 20:54:39
紫陽花さま おはるさま

コメントを有り難うございます。

写真を撮った場所は公民館前ではなく、宴会をしていた山の中からです。
その後日を変えて、その先を歩いて見ましたが、暗い樹林の中ですが、歩き易い道でした。

常緑樹を伐採すれば素敵な山道になると思います。
都合が付けば、宴会の仲間に入れてくれた方々と一緒に作業をしようかと思っております。
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