林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

三四郎相関図

2014-11-12 | うわごと

朝日新聞は漱石のこころに続き、最近は三四郎を載せている。
こころは名作だそうだが、あんなに長い遺書を書く粘り強い先生が、自殺をするなんて不自然だよ。横溝正史の小説みたいな遺書の使い方だ。
本当に名作なにかねぇ。だいいち、尻切れとんぼで終わった感じがする。

しかし三四郎は面白くなりそうだ。特に女性の描写が実に細かく、勉強になりますね。
ただ困ったことは、まだ始まってからさほど経っていないのに、登場人物が頭の中でこんがらかってきたことですね。与次郎? 野々宮君?..........。

もちろん、原稿料ゼロで百年後の朝日新聞を助けている漱石先生が悪いんじゃなく、じじぃの記憶力に問題があるんです。
そこで朝日新聞にお願いがある。

連載は月~金なので、毎週月曜日は三四郎の上にある社説を半分にして、前週金曜までの登場人物中、後々再登場する重要人物の相関図を載せて下さい。
この書生はあの虞美人に好意を寄せている、あの先生とかの坊ちゃんは揉めているとかを、図式で整理して欲しい。
そして肩書きと姓と名まで明記してね。もし猫がいたら「名前はまだない」という風にね。



朝日新聞が、今更無理して日替わりの社説を書くことはない、と思うよ。その理由は失礼だから書きません。        
そんならお前さんの「林住記」はどうなんだ、ですって?

すんません、土日だけにしようかと........

141112



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