平成を代表する大女優、樹木希林さんがお亡くなりになった。びっくりぽんである。
死因は事故死ではなく、どうも入水したらしい。
正月5日朝、朝日新聞全15段見開き頁で、宝島社が希林さんのご遺言を公表している。
死ぬときくらい 好きにさせてよ
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して、なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。
同感。賛成、大賛成。じじぃは諸手を挙げて大大賛成です。
ご遺体の油絵を拝んだ。ふむふむ、道理でねぇ。
希林さんはお婆さんの自死というのに、元祖であり絶世の美少女だったオフィーリアよりも死に顔が美しい。
微笑さえ浮かべておられるではないか!
森生もいよいよ死ぬるときは、かくありたいと切に思ふものでありまする。
ただなぁ。いくら花に囲まれた清流とはいへ、今の季節、ちとどころか、いとど冷たいのではなかろうか。
心臓麻痺を起こしちゃうよ。
う~む、困ったな。........そうだっ、これならいいだろ?
・ ねがはくばいで湯のなかで春死なむ そのきさらぎの花ざかりのころ ・
............. 森生法師
宝島社さんの広告にはいつも吃驚させられ、感心する。
新年早々のご遺体画は、味の素さんの「最初の晩餐」に匹敵する傑作です。
あちらに較べて、大分毒素がありますけどね。
160108
恐れ入りやした。
先ず呆気にとられ 次に感動しました
樹木希林さんがいなければ こんな凄い広告は成り立たなかったでしょうね
考えた人と 出演した希林さんには 文化勲章を差し上げたい
暖冬とはいえ 寒さが身に滲みて 家に閉じ篭っていることが多く 身の周りの些細なことを ちまちまと記事にせざるを得ない今日この頃となりました