林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

ながみひなげし

2018-06-01 | 庭いじり

この花は「ながみひなげし」という名前のケシ科の植物だ。
道路際で、風に揺られている可憐な立ち姿に気付いたのは数年前だった。

新聞によると、この花は猛烈な繁殖力で、在来の植物を駆逐してしまう。
根や葉から他の植物の成長を抑える物質を出し、花一つに1500粒もの種を付け、発芽力が強い。
栽培を禁止する「特定外来生物」にはまだ指定されていないが、埼玉県は駆除を指導し始めた。
わが日高市も隣の飯能市と同様に、今春から駆除を呼びかけている。

そんなことは露知らず、昨年の6月、この花を気に入った森生は種を大量に集め、庭や近所の空地に撒いた。
ところが何故か、全く芽生えなかった。どういうことなんだろうか。

  

  普通、ケシ類の種子は丸い実に入っているが、この花だけは長い実に入っている。
  なお、環境省外来生物対策室は「今は注視している段階」としているそうです。

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