林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

懐かしいお土産銘菓

2015-07-09 | 遠い雲

      

朝日の土曜版に「いつでも食べたいお土産銘菓」という人気番付けがあった(6月27日)。
全国の空港のお土産品の売り上げを参考にして、絞りこんだ100品を、1800人の読者に好きなもの全て選んでもらった結果、

  1.赤福(三重県伊勢市)858票

  2.生八つ橋(京都市)  843票

  3.白い恋人(札幌市)  719票

  4.カステラ(長崎市)   708票

  5.もみじまんじゅう(広島市)632票

となっている。

三重県鳥羽市でのリゾート開発プロジェクトに携わっていた時、東京に帰ってくる度に、出張土産として「赤福」を購入した。
お隣の幼かった姫たちに度々お裾分けしている内に、「あ~ら、またお団子?」と言われてしまったが、結構喜ばれていたはずだ。
餡子は熟練女子が五十鈴川の漣を模して手作業で絡めてます、と赤福さんは言うが、殆どの赤福は機械で処理してる、と思う。

なお、お土産には無理だけど、夏限定「赤福氷」はゼッピン。当時は伊勢おかげ横丁にある本店と鳥羽駅前支店でのみ頂けました。

 噛み砕くとき、口の中を怪我しそうに堅い筒状の焼き菓子「八つ橋」の変種が「生八つ橋」になったのだろう。
歯茎がめっきり弱くなり、50歳頃から
「ナマ」専門。それから嗅覚が無くなった今、あのニッキの香りを味わえないのが残念です。
少子高齢化がこんなところにも表れているようだ。

それに「そうだっ!京都に行こう」というわけにはいかなくなったのも哀しいね。

 カステラは長崎市内ならどの店でもいいらしい。しかし、大昔の長崎しか知らないのでいいと思うのは「福砂屋」だけ。
但し、福砂屋は貧乏人がおいそれと食せるものではなく進物専用。普段はスーパーの切れっぱしカステラを食ってます。
底紙にへばりついたお焦げをこそぎ落としながら、じわじわ食してると「シアワセだなぁ」となります。



母が元気だった頃、母は早起きして鎌倉若宮大路にある豊島屋本店で、割れた「鳩サブレ」大量に買い、子どもたちに送ってくれた。
森生はこれが大好物。噛まずに舌に乗せておくと、じんわり融けてくる。原則1日1枚ずつ、1ヶ月近くも味わったものだ。

母が101歳で亡くなると、親の切れ目が縁の切れ目。実家の兄も兄嫁もそんなものには目をくれない。
西武百貨店池袋本店に並んでる割れてない鳩サブレは、味が違うような気がする。

豊島屋は、由比ヶ浜と材木座海岸の命名権を落札したが、名前はそのまま。偉い。
8位595票は残念
です。お中元にも使って下さいね。

                                            

餡ころ餅と黄粉餅が入っている、静岡市の「安倍川もち」▲16位335票も大好物ですが、これはまた別の機会に。

もう20年も、遠くへ行かないのでお土産を買わないし、近くの人から頂いたこともない。
もう、どれでもいいから、誰かお土産を持ってきて欲しいなぁ。

あ、冷茶と麦茶は去年のものが、まだ沢山残ってますからね。

150709



最新の画像もっと見る

コメントを投稿