林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

軍手

2014-12-03 | 林住期

手袋が欲しい。
早起きしてラジオ体操の会場へ向かう時、手が冷たいので両手をポケットに入れて歩く。
両手を大きく振り、大股歩きをすればいい全身運動になるのに、こんなことでは上半身が怠けていることになる。
だから手袋が欲しい。

手袋には軍手がいちばんだ。

  ・手を入れると直ぐ暖かい。皮手袋はこうはゆかない。

  ・水っ洟を拭え、何度も洗濯できる。

  ・安価であり、無くしてもそれほど悔しくない。

  ・片方が痛んだり、激しく汚れたりしたら、安いのでそれを捨てて新しい片方を使えばいい。

  ・窓ガラス拭きの仕上げにも便利だ。

黒や紺や茶色の軍手は外出用に十分使える。服の色にカラーコーディネートする楽しみもある。
こんなに便利な軍手が何故「軍手」などという野暮な名前なのか。

多分、帝国陸軍が発祥で、「軍用手袋」の略称でありましょう。違いますかね。

 

おまけですが、安野光雅画伯は「忙中閑語」に軍手のことを書いている(084語)▼

軍手が安い。これを入浴手拭いの代わりに使うと便利がいい。騙されたと思って試してもらいたい。
ただし、誰か他の人の手が自分を洗っているような錯覚に陥ることがあるので、注意が必要である。

それはお殿様気分というものでしょうね。羨ましいよ。

141203



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