「初夏の風」(木版画)川上澄生
かぜとなりたや
はつなつのかぜとなりたや
かのひとのまへにはだかり
かのひとのうしろよりふく
はつなつのはつなつの
かぜとなりたや
版画家川上澄生の版画に添えた詩だ。
この作品に、日本のゴッホを目指していた棟方志功は衝撃を受け、版(板)画家に転向した由。
ふ~む。そうかねぇ。
ま、世界の棟方だ。観る目が違うのだろう。
栃木県にいた時に、鹿沼市にある市立川上澄生美術館でこの絵を観た。
正直に言うと、他の作品の方がずっと良かった。
この美術館は程の良い大きさで、ハイカラ趣味に彩られた、好きな美術館だ。
いま、この作品が特別展示されている。
また行きたくなった。
◎鎌倉山にある「棟方板画美術館」も、小さくて好きな美術館です。
近くの人気があり過ぎで、どうも、な蕎麦屋「檑亭」と組み合わせて楽しめます。
千の風になって
森男さんのまえにはだかり
森男さんのうしろよりふき
森男さんの頭上を吹き渡っていました。
今度一緒に千の風になりませんかぁ?
そこ、どいて下さい
横浜で、今「川上澄生展」開催中です。
私はこの「初夏の風」に会いたかったのですが、かないませんでした。この詩と版画は美術番組で取り上げられ、大勢の人々に愛されていますよ。
記事にしましたので、よろしかったらいらしてください。
いらっしゃいませ
川上純生の他の多くの版画は好きです
でも この「初夏の風」は少しゴタゴタしているようで....
鑑賞する知識を持ち合わせておりませんので 直感的に好き嫌いを 書いています
お赦し下さいね