国営放送が東京五輪を煽るのは、当然かもしれない。
しかし、日頃から日の丸が嫌いな朝日新聞が、大政翼賛会に参加するのは、商売優先だからだと思う。
直近の朝日新聞世論調査によれば、サマータイム賛成55%、反対32%である(8月7日朝刊)。
だが文春オンラインは流石である。
ピンチはチャンス 東京オリンピックはなぜ「太平洋戦争化」してしまうのか
と題し、森生が感じていたがうまく纏められず、書けなかった意見を発表した。
その内容をかいつまんでみます。
森喜朗会長は会見で答えた。
酷暑でもやれるという確信を持たなければならない。
五輪関係者にとって酷暑はチャンスで、どう酷暑に打ち勝つかを試すいい機会である。
これは典型的な「ピンチはチャンス論法」だ。
戦時下の指導者たちも、敗色が濃くなるほど「絶好な機会だ、神機到来だ」と空手形を切り続けた。
小池都知事は、「木陰・打ち水・よしず・浴衣・かち割り氷など総力戦で臨む」という。
これは敗戦直前の竹槍精神そのものである。
新国立競技場のエアコン設置を見送らせたのは、安倍晋三である。
戦時下の軍人や官僚が狂っていたわけではない。
何もかもが不足し、米英に負けることが分かっていたが、勝たなければならない。
ではどうするか。精神論である。「日本には精神力がある・ピンチはチャンスで秘策がある」と叫ぶしかない。
疲弊した現代日本。よりにもよって猛暑の夏。
やらなくてもよい五輪の開催を捻じ込んだのは誰か。本当に効果的な対策は立てられるのか。
東京五輪に過剰適応してはならない。
「決まったことに文句を言うまい・一人一人が協力しよう」などと言ってしまえば、問題点が曖昧になる。
五輪関係者の責任や、利権が問われなくなる。
感動・応援の同調圧力の中で、疑念・懸念に対する問いは、続けなければならない。
精神論とその犠牲の繰り返しは御免蒙りたい。
如何でですか? 本文には戦時下の事も詳しく書いてある。
是非本文をお読みください。
余談ですが、今朝、TV朝日に日本ボクシング連盟吉森副会長が登場した。
あまりのお粗末さに唖然とし茫然とした。この方、東大卒の弁護士だそうだが本当だろうか。
会話能力が無さ過ぎる。非常識、感情的。山根前会長のオモシロサが皆無。
「12時過ぎてもお早うございます」である。
前会長にも呆れたが、副会長も酷い。こんな連中が幹部である連盟は解散させるべきだ。
スポーツ団体の多くは、概ねこの程度ではないのだろうか。
スポーツ村の人々が崇めるオリンピックは恐ろしい。
ぼけ茄子の写真はこちらさまから拝借。
180809
副会長には唖然としました。副の付くナンバー2は並べて同じですね。会長は単純な耄碌オヤジだから愛嬌があるけど虎の威を借りて甘い汁を吸う側近は許せない。
スポーツマンは身体能力が異常に発達するので 脳味噌が 萎縮するようです
じじぃはへそ曲りだから いま スポーツの欠点や問題点を列挙しているところです
100メートルを10秒以下で走ることなんか 全く必要がありませんね