エルトン・ジョンといえば、フォークやロックから、カントリー、クラッシック、ジャズそしてディスコ調の曲まで非常に守備範囲の広い音楽の才能を持ち合わせています。しかしながら、幼少の頃から始めたクラッシックのピアノの影響から、やはりバラードを得意とする歌手兼作曲家ではないかと思います。
バラードとは、音楽のジャンルによって意味合いが異なってきますが、ポピュラー・ミュージックに限れば、ゆったりとしたテンポ 、比較的静かなアレンジ、美しいメロディーやハーモニーが曲に取り込まれてれている、また歌詞の特徴としてはラブソングや感傷的な内容、などなどのイメージになるのでは。
エルトンの曲であれば、古くはYES, IT’S ME、 YOUR SONG、 GOODBY YELLOW BRICK ROAD、 CANDLE IN THE WIND、 SORRY SEEMS TO BE THE HARDEST WORLDなどから少し前のヒット曲I WANT LOVEなど数多くの素晴らしいバラードを残しています。
それらの中で、お気に入りの一つは1971年に発売されたアルバムMAD MAN ACROSS THE WATERから、翌年シングルカット(アメリカのみ)されたTINY DANCERという曲です。
ピアノの前奏から曲が静かに始まるのですが、美しいスティール・ギターにバック・バンドのサウンドが絡まり、その後美しくかつ分厚いコーラスとポール・バックマスター編曲の重厚なストリングスが順次被さって盛り上がっていくドラマチックな構成となっています。
歌詞はエルトンの相棒であるバーニーが書いたもので、彼の前妻であったMAXINEに捧げる内容とのことですが、その歌を聴いて瞬時に内容が理解できるほど英語力があるわけでもないのですが、どういうわけか今でも、歌い出しのBLUE JEANS BABY, L.A. LADY~と言う歌詞がメロディーにうまくマッチし心地よく感じ、今でも心に残っています。
美しいメロディーを持ちながらも、6分以上の長い曲のためラジオでオン・エヤーするには不向きだったのか、アメリカのチャートでは41位と大ヒットには至りませんでした。
しかし、素晴らしい曲はいつの世に成っても評価は変わらず、なんと発売から40年経った2011年にアメリカレコード協会(RIAA)から通算で100万枚以上売れたことから、プラチナ・シングルとして認定されました。
他の歌手やバンドによってこの曲がカバーされたことが、再評価に繋がり、スロー・ペースではあるがプラチナ・シングルの認定に貢献したと思うのですが、かなり昔観た映画(どんな筋だったかは、思い出せない)にも、バスの中でこの歌が歌われていたシーンがあったのを思い出しました。
ネットで調べてみると、2000年にキャメロン・クロウ監督によって製作されたALMOST FAMOUS(邦題あの頃ペニー・レインと)と言う映画でした。ロックバンドの追っかけをしていたグルーピーのペニー・レインという娘と若いロック・ジャーナリストの主人公が出会う話でした。
もちろんフィクションですが、監督が青年時代にローリング・ストーン誌のロック・ジャーナリストとして活動していた経験からこのストーリーが生み出されたみたいです。 この映画なんかもTINY DANCERの再評価に貢献したのではないでしょうかね?
バスの中でこの歌が合唱される映画の中の演出は、エルトンの一ファンとしてはちょっといいシーンだなと思いました。
映画の中のTINY DANCER
Almost Famous - Tiny Dancer
Elton John - Tiny Dancer
バラードとは、音楽のジャンルによって意味合いが異なってきますが、ポピュラー・ミュージックに限れば、ゆったりとしたテンポ 、比較的静かなアレンジ、美しいメロディーやハーモニーが曲に取り込まれてれている、また歌詞の特徴としてはラブソングや感傷的な内容、などなどのイメージになるのでは。
エルトンの曲であれば、古くはYES, IT’S ME、 YOUR SONG、 GOODBY YELLOW BRICK ROAD、 CANDLE IN THE WIND、 SORRY SEEMS TO BE THE HARDEST WORLDなどから少し前のヒット曲I WANT LOVEなど数多くの素晴らしいバラードを残しています。
それらの中で、お気に入りの一つは1971年に発売されたアルバムMAD MAN ACROSS THE WATERから、翌年シングルカット(アメリカのみ)されたTINY DANCERという曲です。
ピアノの前奏から曲が静かに始まるのですが、美しいスティール・ギターにバック・バンドのサウンドが絡まり、その後美しくかつ分厚いコーラスとポール・バックマスター編曲の重厚なストリングスが順次被さって盛り上がっていくドラマチックな構成となっています。
歌詞はエルトンの相棒であるバーニーが書いたもので、彼の前妻であったMAXINEに捧げる内容とのことですが、その歌を聴いて瞬時に内容が理解できるほど英語力があるわけでもないのですが、どういうわけか今でも、歌い出しのBLUE JEANS BABY, L.A. LADY~と言う歌詞がメロディーにうまくマッチし心地よく感じ、今でも心に残っています。
美しいメロディーを持ちながらも、6分以上の長い曲のためラジオでオン・エヤーするには不向きだったのか、アメリカのチャートでは41位と大ヒットには至りませんでした。
しかし、素晴らしい曲はいつの世に成っても評価は変わらず、なんと発売から40年経った2011年にアメリカレコード協会(RIAA)から通算で100万枚以上売れたことから、プラチナ・シングルとして認定されました。
他の歌手やバンドによってこの曲がカバーされたことが、再評価に繋がり、スロー・ペースではあるがプラチナ・シングルの認定に貢献したと思うのですが、かなり昔観た映画(どんな筋だったかは、思い出せない)にも、バスの中でこの歌が歌われていたシーンがあったのを思い出しました。
ネットで調べてみると、2000年にキャメロン・クロウ監督によって製作されたALMOST FAMOUS(邦題あの頃ペニー・レインと)と言う映画でした。ロックバンドの追っかけをしていたグルーピーのペニー・レインという娘と若いロック・ジャーナリストの主人公が出会う話でした。
もちろんフィクションですが、監督が青年時代にローリング・ストーン誌のロック・ジャーナリストとして活動していた経験からこのストーリーが生み出されたみたいです。 この映画なんかもTINY DANCERの再評価に貢献したのではないでしょうかね?
バスの中でこの歌が合唱される映画の中の演出は、エルトンの一ファンとしてはちょっといいシーンだなと思いました。
映画の中のTINY DANCER
Almost Famous - Tiny Dancer
Elton John - Tiny Dancer