CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

久々に聴いてみました。その2

2021年01月16日 | West Coast Rock

ジャクソン・ブラウンの1973年の2枚目のスタジオ・アルバム、For Everyman。

アルバム・タイトルのFor EverymanのEverymanは“普通の人”って事ですかね?

(ジャクソンさんは答えを求めるため、誰か普通の人がやって来るのを一人庭で待つ)

(あれ? ジャクソンさんの姿が見えない。待ち人は来たのだろうか? )

シンプルなバンド・アンサンブルにのせて日々の苦悩や葛藤など内省的な歌詞が淡々と歌われる。

何しろ文学的な含蓄のある歌詞ゆえ歌を聴きながら歌詞カードを何度もなぞる様に追っていかないと私の様な普通の人には中々その内容を理解出来ない。

しまった〜米盤なので歌詞カードがついてない!

もっと英語勉強しときゃ良かった。

5曲めのThese Daysはオールマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンに作った曲のセルフ・カバー。

オールマン・ブラザーズの前身バンドでのツアーの際スカウトされ、西海岸で新しいバンド、Hour Glassを結成。2枚のアルバムを出すも成功せず兄のデュアンは故郷に戻りマッスル・ショールズ・スタジオの専属セッション・ギタリストに就任、弟のグレッグはソロ・デビューの可能性を探りハリウッドに残り傷心の日々を過ごしたそうな。

その当時にジャクソンと親しくなった縁からか、このThese Daysをグレッグに提供し1973年のソロ・アルバム、Laid Backに収録される。

それゆえ、このカバーのアレンジメントはグレッグによって閃かされたと記されている。