CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ラテンで行こう!

2021年01月24日 | AMERICAN ROCK/POPS

薄ら寒い真冬の曇天の日曜日、ここのところちょっと運動不足なので人気のない近所の河川敷でジョグしに行こうかと思ったら小雨がパラパラと。

仕方がないので小雨が上がるまでシコシコとブログ記事を更新してみようかと。暫しの間お付き合い下さい。

でっ、こんな湿っぽい空気を一掃しようと取り出しましたるは、Santanaの1999年のアルバム、Supernatural。

Santana Band名義としては7年ぶりのアルバムで、1981年のヒット作Zebop!以降は人気下降気味だったが、今回心機一転アリスタ・レーベルに移籍。

さすが、アリスタのクライブ・デイビス、ヒットのツボがよくお分かりで。

アルバムは世界で累計2500万枚以上売り上げるメガ・ヒットを記録し、サンタナ人気もV字回復。

曲ごとにゲストを迎えコラボすることによってラテン・ミュージックがベースにあるものの、ヒップ・ホップやR&Bなど当時の流行りを取り入れバラエティーに富んだ新たなイメージを植え付けることに成功。

さらにSmoothやMaria Mariaなどシングル・ヒット間違いないキャッチーな曲を随所に散りばめた。

二匹目のドジョウを狙うが如くこのアルバムのメガ・ヒットの恩恵にあずかろうとこの後二枚ほど同様なコラボ企画のアルバムを制作、2010年のクラシック・ロックのカバー・アルバム、Guitar Heavenを入れると計四枚のおいしい企画物が発売されアリスタとは契約終了。

決してSupernatural、超常現象なんかじゃない!

レーベル・サイドによる売れ線狙いの巧妙な企画で、計画通りってことですかね。