CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

サザンで行こう! その6

2021年01月25日 | Southern Rock

あまりマイナーな方向にドンドン潜行して行くとサザンの泥沼にハマり抜け出られなくなってしまう。

ここらでちょっと浮上して著名なお方に登場していただくことに。

オールマン・ブラザーズ・バンドのリード・ギタリスト、Dicky Betts、本名Forrest Richard Bettsさん。

デュアン・オールマンの事故死後、年長者としてバンドを引っ張ってきた。

デュアン在命の頃は、デュアンのサイドでブルージーなギターの掛け合いがメインだったが、2作目のIdlewild Southに収録された自作曲、In Memory Of Elizabeth Reedでは軽快なジャズ調のリード、そしてEat A Peachに収録されたBlue Skyではカントリー調と変遷を重ねてきた。

そして1973年のアルバム、Brothers & Sistersを全米1位と大ヒットさせ、原動力となったのがその流れを引き継いだ自身の作品でRamblin’ManとJessicaの2曲。

これらがシングル・カットされ大ヒットした。

Brothers & Sistersの大成功でバンドも一休み、翌年の1974年念願のソロ・アルバムを制作。これがリミッター解放のバリバリのカントリー・ロック・アルバム、Highway Call。

もともとブルー・グラスやフォークのジャンルでミュージシャンとしてスタートさせたのでこっちが本業と言えるのかも。

当然気になるレコード全てを購入する大人買いなんて出来なかったので、当時FMで新譜のロック・アルバムを全曲オン・エヤーなんて豪快な番組がありましてカセット・デッキを使ってエヤ・チェック(死語ですね)で大変お世話になりました。

これもサザン、楽しめる一枚です。