CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

もしオイラのデキシー・チキンになってくれたら.... みんな兄弟。

2023年09月02日 | Southern Rock

1973年、ローウェル・ジョージ率いるリトル・フィート3作目となる渾身のアルバム、Dixie Chikenが出た。

南部のルーツ・ロックが芸風で、このアルバムでもそれを象徴するかのようにテネシー州メンフィスとかルイジアナ州ラファイエットなんて南部の地名も登場。

特定のリスナーからは高い評価を受けるものの残念ながらあまり売れなかったそうな。全国区の人気を得るにはまだまだ地味な存在だったのかな?

リーダーでスライドの名手ローウェル・ジョージはカリフォルニア出身で、同じカリフォルニア出身でドロっとした南部サウンドを求めたCCRと方向性はなんとなく似ていた様な気もするし、個人的にはもう少し一般ウケする様なロックンロール1−2曲ブッ込めばもっと人気が出たかも…

キーボードのピル・ペインなんてドゥービー・ブラザーズのレコーディング・セッションでポップな曲弾きまくっていたしね。

まあ、リトル・フィートとしてはそっちじゃない!ってことだったのかな?


2曲で56分

2023年09月02日 | Southern Rock

本日はオールマン・ブラザーズ・バンドの1971年のThe Fillmore Eastのライブでも。

このライブは3月12と13日の2日間に渡って繰り広げられた。

その中から9曲が選曲され1971年のAt Fillmore Eastとして2枚組のライブ盤として発売。また未収録の3曲は次作、Eat A Peachに収録された。

今日は週末、少しばかり時間に余裕があるので普段聴くことの無い長尺曲に挑戦。

2003年に出たAt Fillmore Eastの増補再発盤CDのセカンドCDには4曲が収録されていて、中でも23分に渡る熱演を収めたWhipping Postとレコード片面に収めきれない全編33分以上に渡る規格外ジャム・セッション、Mountain Jamでもトライしてみようかと...

いや~やっぱり長い! トイレ休憩が必要だね。

若かった頃のように、ヘッド・フォンを付けて神経を集中して聴いていくのはもう無理。

何か他の事をしながらBGMとして流し、デュアン・オールマンとディッキー・ベッツのギターの掛け合いに時折耳を傾けるのが正しい楽しみ方なのかも...