イタリアのプログレ・バンド、PFMはELPのマンティコア・レーベルと契約し、1972年のセカンド・アルバム、Per Un Amico(友よ)がPhoto Of Ghost(幻の映像)と改題され英語盤が発売された。
その2年後の1974年サード・アルバム、L’Isola Di Nienteが登場。前作と同様に英語盤、The World Became The World(甦る世界)も出た。
(打ち抜かれたジャケからインナー・スリーブのアートがみえる。)
(インナー・スリーブのアート)
(インナー・スリーブを抜き取ると、何やら災害にあった様な風景が... これは一体何を意味するのか?)
本日は、そのイタリア語盤、L’Isola Di Nienteでも聴いてみる。
イタリア語盤と英語盤の違いは、歌詞の内容が異なる、ボーカルがイタリア語であるか英語であるか、収録曲数の違い(英語盤には彼らのファースト・アルバムから英詞をつけて改題したThe World Became The Worldを余分に収録しているため1曲多い)と曲順。
そのため両アルバムを通して聴けば、違った印象を抱くかも。
まあ違いのわからぬ私などは、英・伊のジャケ違いを大いに喜ぶことに。
(英語盤、The World Became The Worldのジャケ。打ち抜き箇所を組み立てると立体的な島が現れる。)