1972年、バック・バンドのクレイジー・ホースのメンバーだったダニー・ウィットンの薬物のオーバー・ドーズによる死に直面し、更にその翌年ローディーのメンバーの一人も同じ要因で死に至る。
その時の心情を描いたアルバムを制作したものの、その内容が暗すぎた故レコード会社から発売を却下され、それに代わるアルバム、On The Beachが1974年に登場。
1曲目のWalk Onなど少しはポジティブな印象もあり多少暗さは改善されたものの1972年に出てヒットしたアルバム、Harvest後のDitch Trilogy (ダーク三部作、Time Fade Away、On The BeachとTonight’s The Night)の一枚として数えられる。
ちなみにこのアルバム、Revolution Blues、Vampire BluesにAmbulance Bluesとブルース3部作が収録されているのに気づいた。それらのタイトルからして単なるジョーク的なものなのかそれともシリアスな風刺を含むニールのメッセージなのだろうか?
むむ〜
とは言え英語ネイティブの方々の様に歌詞のニュアンスを瞬時かつ正確に理解できない私の様なスペックの持ち主であれば小難しい事考えずにサウンド面でのいつものニールの雰囲気を楽しめばいいのかも。