英フォーク・ロック・バンド、フェアポート・コンベンションのオリジナル・メンバーだったイアン・マシューズ。
3枚目のアルバム制作の途中でバンドから脱退。
デビュー当時アメリカン・フォーク、特にディランに影響を受けていたフェアポートだったが、作風を英トラッド・フォークに舵を切ったことからイアンの脱退に繋がったのではないかと思う。その後イアンはマシューズ・サザーン・コンフォートやプレインソングなどのバンドを結成し活動を続け、最終的にはソロ活動に至る。
本日はフェアポート脱退後の彼の作品の9作目となる1978年に出たStealin’ Homeでも。
(コロンビア・レコード傘下のマッシュルーム・レーベルから発売された。)
ウエスト・コースト系のフォーク・ロックで彼のほんわかとした癒し系のボーカルが心を和らげる。まあこの芸風だとフェアポートから脱退したのは必然かと。
ロスのシンガー・ソング・ライター、テレンス・ボイラン作のShake Itをカバーし本家の作品より現地のラジオではよく聴いた記憶がある。