きょうの詩は冬の森のなかで燃え散りその後に萌える彩明かりに思う
冬の紅
町の森の中で冬になると探すのが
紅の散った後にともる明かり
いまは森の中は紅色が燻り
燃え落ちた木の葉から紅がうせ
朽ちて色落ちていく森
その最後の深紅が消え
冬の顔に返る時
寂しい森の須弥壇に無垢のともりがともる。
町の森の中で冬になると探すのが
紅の散った後にともる明かり
いまは森の中は紅色が燻り
燃え落ちた木の葉から紅がうせ
朽ちて色落ちていく森
その最後の深紅が消え
冬の顔に返る時
寂しい森の須弥壇に無垢のともりがともる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます