初夏の木の葉
木の葉この雨、初夏を促す雨となるか初夏への躊躇い空にの前兆が出始めた、ソメイは散り、1本だけ残る枝垂れが、美しいピンクの花を咲かせているいい顔花冷えかな、口に含んだ氷が融けて感じる...
初夏の木の葉
私が山を歩くのはその山の四季の旬に出会うため。
確かに若い時の高い山ばかりを目指す走破欲も今では壊れるように薄れ、欲を満たすから四季を楽しむという発想になり、今は春の芽吹きから始まる新緑の美をみて森に遊ぶと言うコンセプトになっている。
樹木にはそれぞれの個性が在り、花無き後に広がる萌はその樹木の顔であり表情、
いま、訪れる梅雨の奔りのなかで更に緑を育み雨後には深みを増す木の葉、
この濃い木の葉が蔽う森から覗く青空、適度な陽射しの遮り、清涼感が森にはあり、その過ごしやすさと一葉の薫りを求め森のなかを歩く。
初夏
いま
梅雨の走りと気温の高まりのなかで
樹木の萌えがみせる瑞々しさ
時折
陽射しのなかで透ける
黄緑の優しさ
思わずハッとして
そのときめきにわくわくさせながら
逢瀬を楽しむ五月
夏の新緑が眩しい。
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