尾花の花
一株の薄ピース薄芒そろそろ花が咲く芒僅かながら秋を感じる朝夕、日中のは夏模様、秋、微量たりとも感じない気配、お盆が過ぎて秋の気配を感じてもいい頃なのに日中は暑く夏模様が続く、陽の落......
尾花咲く秋
秋の七草の一つ薄、イネ科、山野に生える多年生草木ではあるが、花はどちらかと言えば地味で花色も質素で、部屋に活けたい思いにかきたてられることも少ない秋の花。
花後は我々の生活の道具とか屋根材として使われてきた薄も、いまは生活様式が変わり一部でしか使われない、なかには観光の華として草原の目玉として守られ、初秋から晩秋にかけ素敵な表情をみせる薄、
ある意味で古から人と関わってきた薄もいまでは雑草として刈られ周りから消えつつある秋の花のひとつかも知れない。
薄咲く初秋
花は稲より高く
穂はよく風になびく
茎の先には
長く十数本に分れる花穂をつけ
風にゆれる様はうねり
薄は季が深まるごとに
表情を変え枯れていく
花穂に濃い彩こそないが
群生が空に映える対比が綺麗。
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