桜の蕾の表情、
3月25日(火)晴れ、風は緩やかな漣、気温低め(寒の戻りありかな)
街のソメイヨシノ、依然と蕾が多く、日当たりのいい斜面に植えられている桜の数本にちらほらの花が見られ、とてもいい表情になっていて、
私、辛夷、白木蓮、雪柳、椿などに開花の先手取られたけれどこれからが私の出番、女王の貫録見せてあげる、そう言って微笑を見せ始めた桜、
今日の青空の下で花の白さが際立つ、思わず桜咲いた、綺麗、そう言って見惚れてしまう私が居る。
蕾
長い冬の間
花の小さな命を厚い外皮で纏いながら
必死に守って来た蕾
いま春の風雨と陽射しを受けて
硬い外皮に血が流れ
こげ茶色から緑に染まり
大きく膨らむ蕾
膨らむ先に展開する
人々の熱い眼差しと期待
広がる不安
迷いを高める寒の戻り
開花
・・・
この瞬間
全てが払拭され喜びと感動に包まれ
長い蕾の旅が終わる。
蕾から花へと変換が多発する3月、この月から開花ラッシュが始まる。
その蕾の開花のメーンとなるとそれは桜、古から咲き続けて来た桜ほど日本人に愛される花はない、それほどこの花が咲くと老いも若きも桜の下で宴を繰り広げ、大騒ぎするのである。
つまり、これほどポピュラーな花は桜以外ないのである。
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