晩春の桜晩生の桜花の後来る終焉ソメイヨシノの散りさくらの散り始め日々繰り返される日々同じ日は平日で雨、雨の日曜日その割には風が北風だ、冷たく直ぐに強張る未だそんなに欲しいのか明日は春分の日......
晩春の桜
四月も終わりになると早春の里に春の訪れを告げ「春だ・・」無邪気に騒いでいた桜も数日で散り、その桜の想い出を抱いて山を歩いていると尾根の樹林帯の中で灯りとなって咲く晩生の山桜をみる。
晩春の山桜
新緑の萌え広がる森のなかで
いまは愛したひとりとして想い出に残る
彼女の想い出を抱いて森を登っていくと
「私のこと忘れたでしょう」
散らばる花びらが彼女を想い出させる
「桜か・・・」
足を止め見上げる森の上で
忘れていた彼女が優しく微笑んでいる。
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