小菊が残菊となって咲いている

そろそろ菊も終焉かな

風のない一日案外雲も多く、気温そこそこだったのに・・・落葉の上でには少し寒いかな菊。案外存在感あるのに、意外と相手にされない一花かな？小奇麗、旬彩、鮮やか、原色に近い花色...

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菊、
長く咲く花である。
形、色彩いろいろあっていつも寒椿が咲きはじめる頃まで咲き続ける菊、
いまはどちらかと言うと墓前を飾るイメージが強く、仏花のひとつになっている菊、
その小菊が私の住んでいる所では至る所で咲いて、花の少ないこの時期に癒しを齎している。
小菊はこの紅葉と重なり、いつもその紅葉の華やかさの影に隠れて、世捨て人のイメージが強く、その一花を手にとって眺める人は少なく、
落ち葉の季節になっても小菊は色とりどりの美しい花色を保っている。

その小菊、いま私の食卓に飾られ、私との時間を共有している。
小菊

明日は１２月
この冷え込みの中で未だに咲き続ける小菊

一年の一番終わりに咲くことから
最終
その名が付いたmum

花の盛りは１１月
野性味の濃い小菊は寒さに強く
１２月に入って晩菊となり
年を越えるページをめくる頃には枯れる

小菊
色とりどりの花が冬を迎え
今なお元気。

一年前は私にとって過去、ある意味で振り向くことが出来ても二度と戻れない時間の世界、
その過去を覗けるのが一年前の文書。
哀しいけれどこれが私の歩いた足跡、無名とか凡人とかでなく、一人の人間として歩いた足跡・・・時には振り向いて座ってみるのも大切だと思う。