四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

2013-05-28 | Weblog
蕾、
幾重にも絡み合う濃淡の灰色、それらは風によって流、縺れ、離れ、様々な模様を描き、雨を誘っている空、降りそうで降らないこの煮え切らない空に思うのはその答え。
この春先から見続けてきた紫陽花、いま、この紫陽花に花の蕾を見るようになって、直ぐそこまで雨便りが届いている。
それに合わせるように膨らんだ蕾、日々、蕾を見ていると中にはもう花を咲かせているのが在って、この雨で更に膨らむかと思うとうれしくなって雨を呼ぶ。


深緑の木の葉の頂点で存在感を示す
紫陽花の蕾
初めのゴマ粒が
今では麻の実大になって
この雨の中で更に膨らみそう


見た感じ
硬く
青々してフレッシュ

まだ迷いのない
素直な緑
明日は?
空白
その先好奇心半分興味半分

現在
この蕾がどんな花でどんな形なのか
蕾にしかわからない

いまは推測の時間。

春先の芽吹きから、樹木の成長を日々追い求め、花の咲く日を待っていた私。
いま、蕾から硬さが取れ、かなり大きく膨らんで花の咲く日に向かって駒を進める紫陽花、
この紫陽花、様々な種類が在り、蕾ではその判断が難しく咲いて初めてわかる紫陽花、
その蕾を見ながらまだ見ぬ君を想う。
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