立秋
もうすぐ立秋二十四節季のなかの夏夏暦では夏も終盤夏、ピークを迎える風が緩やかに吹いて涼しいかな・・・そう思うけれど暑い夏、ピークを向かえる夏、行く手を阻む夏草、分け入りを躊躇う第一......
初秋の気配
街中に住んでいると立秋は暦の上で知り、現実にはその気配すら分からないのが夏と秋の間、鳴く蝉は相変わらず夏蝉だし、樹木の濃い緑に染まり始めはなく街中を吹く風は温風となって地表の熱を拾う8月の半ば、
いまその暑い街中を抜け標高300の山に登っても暑さは変らず鳴く蝉も夏蝉か、
そう思うなかで聞くツクツクボウシ、その鳴き声を聞きながら尾根上に立つと谷から湧き上がるように吹く風に冷やかさを感じ、
山のなかではそろそろ秋の気配が漂う頃になったのか、秋は確実に微かではあるが頂から里に向かって来ている、そう思う残暑が厳しい一日。
気配
暦では今日から立秋
そう言われても全体は夏モード
いまその秋を求め山に登れば
蔽う緑は濃く
注がれる陽射しは暑く
むさ苦しく鳴く蝉も同じ
そのなかで耳を澄ませば
夏蝉のなかにツクツクボウシが混ざり
吹く風に冷やかさを感じ
そろそろ秋の気配を感じる
そう思う一日。
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