窓からみる風景
今日の空は碧空五月半ばにしては珍しく五月晴れが続いていて、近くの小さな古刹の森を歩いていると樹木のいい薫りが私の心を擽り「旅に行こう」そう誘って来る。甘い誘惑ならぬ甘蔗の誘いか......
窓からの風
私の家から近くに在る円福寺の森がみえる。
現世を隔離するように道場を囲む森は常緑主体で構成され、緑豊かな森そう思われがちではあるが春と秋にはアクセントになる落葉樹があり辺りの雰囲気を和ませ、四季を感じる森でもある。
小さな森でも四季が在りその変化に和み、宗教に興味のない私でも四季の移り変わりを見ながらいると謙虚になれる、その森が昨日の雨で潤い新緑から変わった深緑が瑞々しく美しくみえる今朝の窓からの風景。
窓からの風
窓を塞ぐ薄いCurtainを透し
外をぼんやり眺める
晴れている
そう思う先のCurtainがゆれる
風か・・・
音色のない風がCurtainを持ち上げ
優しく口づけしてくる
数秒部屋の時間が止まる。
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