さくら

さくら

木枯らし擬き北風、ついこの間までは南風が暑さを和らげていたが、昨日からはその南に代わって北風が木枯らしもどきの風となって吹いて、いきなり体感温度を下げている。この様子だと北アの山岳...

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さくら
春には花の訪れを告げ、寒い冬から解放を人々に告げたさくらの開花、このさくらの花に人々は歓喜し春の到来を喜び花に酔った春。
夏には暑い陽射しを濃い緑の木の葉で遮り暑さを和らげたさくらの樹木、いまそのさくらに別れ色が訪れ一枚・・を染めている。
始る別離、さくらの一葉の散り、いま、その染まりと散りが哀しみの一粒の涙に見えるのは深まる秋のせいかな？そう思いながら春のさくらを想い回帰する私。

さくら

今朝
・・・
さくらの木の葉がいい色に染まり
樹木全体を蔽い
素敵な顔になっている

この染まり
この表情
さくらが再び描く秋の華

花ほど酔わす美は木の葉になく
哀しくひとり舞いを演じながら
木の葉が散る。