素描きの一枚
素描の一枚久しぶりにか?そう思っていたのにわずかな一滴それはないだろうと思う。素描、久しぶりの一雨、久しぶりに見る雨空、この灰色から搾り出される小雨、一粒の涙となって私のさらされ....
素描の一枚
今頃の素描風景はどんな風景を言うのだろう、そう思いながら廻りを見渡してみる。
日中は暑く、樹木の緑も色濃く、秋には染まりのいい色を魅せる落葉も濃い緑を保っていて秋の終わりに魅せる紅葉が作品と考えると、今のこの濃い緑一色の風景は素描かな、
そう思いながら夏色を残す秋の一枚を眺め、早く作品が見たいと思うこの頃。
でも、この素描が描きあがるとこの一年もページを閉じる。
山萩
つい先ほど前まで素描の一枚
それが今日
赤紫で描かれた一枚の作品になっていて
つい
足を止め見入る
視点を変えながら一歩下がり
しゃがみ
ふん・・なるほどね
気がつけば評論家になって
いいね・・・この作品
そう呟いている
あなたに私の何がわかる
そう言って山萩が笑う。
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