雨上りの朝の表情

久しぶりのが止んで、今日は
朝がいつもと違ういい顔してた
少し、ハッピーになれるかな？

雨が止んで、
一日中降り続いた雨が朝には上がって、清々しい表情を見せている。
「あちゃ、寝すぎた」そう思って横を見るといつもの相棒は腹を出して爆睡中、
半分寝惚け状態の私は、視覚的にも、思考的にも完全に回復していないので、まさに虚ろ状態。
外の様子もおぼろげにしかわからず、慌てて身支度して、相棒を起こし、外に出て「雨残っているかな？」見渡すと濡れてはいるが雨は止み、地平には紅を差したような空色がある。

雨に濡れた木の葉の瑞々しさ、輝く水滴の美しさ、
雨上りの朝が見せるこの優しい和んだ表情は人にない命の源。
雨上り

私が一番好きで
ああ・・・私まだ生きている
そう思う瞬間

雨上り
この新鮮な瑞々しい風景こそ
陽が昇る前に出会える時間の止まった空間
樹木と木の葉の濡れ
草の間で輝く雫
ひとコマ・・
連続シャッターを押しながら撮る
水滴に化粧された一枚

いま
彼らは瑞々しい顔して笑い
一粒の宝石のように輝いて
優しい微笑みをみせる。