空は一枚の土壁
予報は午後からの雨を告げている壁でなく、幾重にも重なる鉛色また週末はかこう週末がだと心もへこむ。折り重なるように、幾重にも積み重なる灰色、鉛色の雲、この模様は雨を告げている。この分...
空は一枚の土壁
不思議なもので夏などに異変があったとしても季節は正直で、毎年同じころになると同じような表情を、多少の前後はあるが同じ顔をみせてくれる。
それはある意味で人間の驕りに対する警告かも知れない。
二日続いた晴天、この機会逃すことはない。
そう思って二日目の山に、同じ道を歩きピークを越え尾根に出て、一度下り別のコースからいつものランチスポットへ向かう。
日曜だから市内の紅葉スポットに行った人が多いのか登りで出会った人は二人のみ、
いつもながら私の歩く道は人が少ない。
藪山の紅葉
冬日が続く中
私が歩く藪山にも紅葉に染まるときが訪れ
いい顔になって来た藪山
山岳のような華麗さも
美酒に酔いしれる素敵さはないが
噛むといい味がする
藪山の紅葉
私はこの頃の山が好きでよく歩く
小高いピークに座り
眼下の町を眺め
物思いに耽り
山と対話する
低く美形ではないが
出会うと実に感じのいい女性
それが私の逢いに行く理由かも知れない。
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