葛咲く葛日当たりのよい山野で古から自生する多年草の葛、一夏に10メートル成長する葛の活力というか成長力に驚く反面今では町の至る所でみる葛が秋には赤紫の花を咲かせ甘い香りに癒される......
秋の七草のひとり
さすがに町の中心部では見かけないが、そこを外せば至る所で目にする葛。
いま、訪れる秋のなかで無粋な奴が可愛い笑みをみせる。
葛
土があれば容赦なく生え
茎を伸ばし
絡み
絡む相手の自由を奪う嫌な奴
彼も生きるためには仕方ない
そう言って気を許せば
彼の思うツボとなって景色が変わる
その葛が秋になり
木の葉が蔽う一葉の間から
優しい笑みがこぼれる。
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