雪雲が凧となって飛んでくる。

おはよう！空に話しかける。

今日は二枚目のページに何を記そうか？
昨日杏のリキュールを飲んで知らない間に寝てしまい、朝方目を覚まして、ああ・・・時間があるな、そう思って再び夢の中に。
目を覚ました時、太陽は昇り７時を回っていたのである。

二日目の朝。

外に出る
風がカラ・・乾いた悲鳴をあげている
冷たいかな
そう思って素手で風に触れてみる
以外に暖かいじゃ

空を仰ぐ
雪雲の片割れが北から飛んで来ている
千切れたり
離れたり
一緒になったり
ころころ目まぐるしく変わる

いまの雲は気まぐれ
私の田舎の空ほどでもないが
太陽を引っ張りだしたな・・・
そう思えば直ぐに押入れに隠す
暗い寒い
直ぐに日陰を作り
宝物を隠すように太陽を仕舞い独り占め

その時の空
涙をいっぱい溜めて泣きそう
風に突かれてポロ・・こぼれる涙

冷たい時雨模様。

きょう私の一枚のページに開きこまれたのは朝の空。