四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

私の冬

2012-11-13 | Weblog
枇杷と寒椿

寒い朝である空は微妙な雰囲気予報は余り気温があがらないひんやりとした一日になりそう枇杷。葉を落としながら冬に向う枇杷。新芽の間の小さな一花、花は小さく、白無垢、決して...

枇杷と寒椿、
昨年の今頃、愛犬との散策で見つけた枇杷と寒椿、今年はこの花の咲きはじめが遅いのか、未だにその一花を見ない。
この冬の冷え込み、毎日時を刻むように訪れ、そのせいか樹木の紅葉も早く、今がその見頃になっている。
これだと次は冬に咲く枇杷と寒椿の蕾、膨らんでいるかな、そう思いながら樹木の蕾みを見ると固く、膨らむ気配を感じない。
これだと膨らむのはもう少し先かな、そう思って蕾みを指で摘むと固い。
この固さだと膨らみ始めるのは12月に入ってからになりそう、そう思いながら寒気の流れ込む空を仰ぐ。
私の冬空


深い哀しみに覆われる鉛空
泣き崩れ
時折見せる淡い水色の空
束の間の幸せ 


在りえない空の色
一時的に見る幻

時雨
目まぐるしく変わる空から落ちる
雨は冷たく
芯まで凍え笑顔まで奪う
霙混じりの氷雨

来訪者
もう直ぐ来る
いや
今夜にも訪れそう
私の冬。

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