四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

戯言

2014-06-21 | Weblog
入山税について

疑問、富士の世界文化遺産の登録に伴って静岡、山梨が入山税1,000円を取ると言うことになったと報道されましたが、基本山は本来誰しもが楽しめるものであって、人気があるから入山税を取...

入山料
昨年私は富士の入山料について書いてみましたが、本来自然は金を支払って楽しむものでないと考えるひとりです。
最近の中高年を見ていると日頃の鬱憤を晴らさんとばかり、私は元気と言って、我先に頂上をめざしマナーなど無視と言うタイプの人も多いのも事実ですが、環境に配慮し、マナーを守り山を楽しむと言う人が少ないような気がする。

入山料については一個人の持ち物であればその徴収はわかりますが、どちらかと言うと知名度のある自然の対象物に対して徴収かけるのはどうかと思う。
増して富士を自然文化遺産にすれば目新しいものを好む日本人なら離島と違い、五合目までバスで行ける富士に人が集まるのをわかっていること、その事を知って設定した税収アップ策としか思えない。
本来登山道の整備とか安全対策とかは訪れる登山者のために山小屋の主が必要な個所の整備とか告知とか山を訪れる人のための安全対策として整備しているが、その大部分がメンテ中心だと思うのですが、新たに新道を作るとか大規模に道を整備するとかを行政が施工しているのを最近耳にしないですが、本当に入山料でそう言った事を何所までするのか不明だしわからないと思うのですが、確かに入山者は増えているでしょう。
そうだから言って登山者を入山料で規制をすると言う発想もどうかと思うし、本当に安全対策と環境保全と言うなら、五合目までのバス、マイカーを禁止して一合目から登山にすれば環境対策にも入山規制にもなると思う。
本当に安全と環境対策を考えるなら登山者に対し、何人か単位に纏め、ガイドをつけ、入山料をコスト計算の上、設定して徴収する方が納得性ある。
入山料がどういった用途で使用されているのか第三者にはわからず、行政の補填に使用されている気がしてならない。
問題なのはなんでも自然文化遺産として名声だけ確保して、この際名目として、故郷納税みたいに入山料を設定して、この程度の金額なら大多数の人は文句を言わない、また、この程度の金で済むならいいかという日本人特有の安易さを利用した発想が気になるひとり。

お布施の心理を利用した行為とこの程度なら誰も文句は言わないだろうと言う、発想から入山料の徴収が来ているような気がしてならないと思う今日の私の呟き。

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