萼紫陽花
梅雨の晴れ間の紫陽花目覚めたら予報はと言っていたのに・・・そう思っていると雨が止み、つい誘われるように出かけた紫陽花の花詣で。紫陽花の咲く季節。この関西には意外と紫陽花の名所があっ...
萼紫陽花
今日は久しぶりの雨、この雨で残り火の紫陽花に潤いが戻りいい顔になるかな・・・、
街の紫陽花もそろそろ終盤に近く、花の周りを囲む萼に染みが出始め、花の終わりを告げている。
この雨が齎す潤いが紫陽花に最後の瑞々しい色彩の輝きを与え、花が終焉と向かういま、
哀しいとか、見るに忍びないとかでなく、生あるものはやがて老いから朽ち、形あるものは時を経て崩れていく。
花の終焉とは命の終焉とは違う面はあるが、花の散りを見るとやはり寂しい想いが溢れる。
紫陽花
雨が良く似合う夏の花
そう思いながらいつも雨を避け
花を見る私
想い
言葉にならず
涙となって溢れる
散り
耐えがたい
そんな感情でなく
見て視ぬふりして逃げる
花
小さな一つの点の集合体
萼
花ではないが
私にとっては魅せられる花びら
そう素敵な夏花。
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