雨のなかで止まる合唱
秋の音楽会萩の咲き山萩萩萩もう直ぐ山萩が咲く季節暑い夏はなかなかしない、朝からもう夏日秋の七草のひとつ山萩が咲く日も近いかな?炎、8月の迎えの炎、送りの炎、炎に秘められた様々な想い......
目覚めのなかで消える合唱
さようならも言わず静かに消えていく彼等の声。
あれほど互いに競うように歌っていた声が森の樹木からいつの間にか消え、今日は朝から静か、何の疑問も持たずいつものように森を歩きながら彼等の声が聞こえないことを知り「あれ」と思う朝。
「彼等の旬は終わったのか」そう思いながら近くの里山に登って行くといまだに彼等は鳴いている、その鳴き声は健在で彼等との別れはもう少し先になりそう。
滅
消えたか
そう思う彼等の鳴き声
夏から相手を求め続けて
鳴いていた声が今朝は聴かれず
静かな朝となっている
鳴き声は何の前触れもなく止まり
一夏の恋が終わる
それは分かっていても
訪れると哀しい。
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