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雪のない町に住んでいるとこれが当たり前、空に青が戻り、風も大人しくなるとホットするのは余りにも永く住みすぎたせいだろうか?
鉛空、海鳴り、横殴りの風雨、時雨、霰から雪になって深々と積もる雪、
歩く後から足跡が消えていく風景、
妻が一番嫌う風景・・・
そこには愛はなく、他人が存在する。
男と女
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男と女に生ずる好きと嫌い
=
愛と恋
求める恋は一本の蝋燭
燃え出しは弱く
火が点くと時をかけて燃え続ける炎
常に横槍に曝され
途中半ばで燃えつきずに終わる蝋燭の炎
哀れ
悲しい
宿命
それをどうとるかは別にして
消えるという事実
また点ければいい
たしかに・・・
でも再び点く炎もあれば点かない炎もある事実
それが男と女
消えた炎
再び燃えるには新鮮な空気が必要
それが男と女の恋
穏やかに最後まで燃えるのを望むか
横槍を受けながら燃えるか
常に危惧する男と女
私
・・・
途中半ばで消えている。
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