後
昨年は台風が来てその後の風景を描いた私の記事、その台風が今回も訪れる気配を見せていたがなぜか西寄りに大きく迂回してかなりの遅れが出ている、
そのせいか今日も秋の青空が一面広がって過ごしやすい一日となっている。
昨日歩いた標高400前後の山では未だに数種類の蝉が鳴き、夏日を思わせるような陽射しが木漏れ日となって森のなかに注ぐ。
暑さを避け、木陰の下に入り深まる秋の爽やかさを楽しむ。
秋の山野草
秋でも野を染める花が在る
その花姿は小さく
最後の彩の空白を埋めるように咲くが
春には叶わない
花は春と違い
派手さも色鮮やかさも少なく
唯一存在感を示す彼岸花
この紅は遠くからでも目立ち
自らをアピールする
その命儚く
忍び寄る紅葉に後を譲る。
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