雪の降らない町に吹いて来る風は寒く
さらしている部分から温もりを奪っていく
優しさも、思いやりの微塵も感じられない風
冷たい
風、
師走の風は強く、すべてのものをかき分け、押しのけ、退いて・・そう言いながら、
すべてのものから温もりを奪い、抱きしめるようにして回り込んで、
さらしている部分から暖まった温もりを奪い、行動を鈍らせ、閉じ込めていく風、
この分だと風は北の空に広がる雪雲を剥がして持ち込むかな・・・そう淡い期待をして、眠りに就いた翌朝、空は極普通の表情に戻っていて、
「ああ・・・がっかり」粉砂糖のような雪が降り積もっていると思っていたのに残念、
そう思う朝、風はいつもより少し強いだけ。
風
森の中を疾走するように駆けていく風
夏の森と違って障害物がない分
早く
中り方も半端じゃなく寒い
風は強引に私から唇を奪い
奪われた部分から
直ぐに冷たくなっていく
思わず
ブル・・振るって
サム
そう呟く
風はつむじ風となって落葉を地表から舞い上げ
落葉が森の至る所で吹き溜まりを作る
風と落葉のコラボの12月。
さらしている部分から温もりを奪っていく
優しさも、思いやりの微塵も感じられない風
冷たい
風、
師走の風は強く、すべてのものをかき分け、押しのけ、退いて・・そう言いながら、
すべてのものから温もりを奪い、抱きしめるようにして回り込んで、
さらしている部分から暖まった温もりを奪い、行動を鈍らせ、閉じ込めていく風、
この分だと風は北の空に広がる雪雲を剥がして持ち込むかな・・・そう淡い期待をして、眠りに就いた翌朝、空は極普通の表情に戻っていて、
「ああ・・・がっかり」粉砂糖のような雪が降り積もっていると思っていたのに残念、
そう思う朝、風はいつもより少し強いだけ。
風
森の中を疾走するように駆けていく風
夏の森と違って障害物がない分
早く
中り方も半端じゃなく寒い
風は強引に私から唇を奪い
奪われた部分から
直ぐに冷たくなっていく
思わず
ブル・・振るって
サム
そう呟く
風はつむじ風となって落葉を地表から舞い上げ
落葉が森の至る所で吹き溜まりを作る
風と落葉のコラボの12月。
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