椿
藪椿への思い咲への期待昨日、さくら昨日クロッカスクロッカスクロッカス、3月に入ると私が訪れる植物園にも春を告げる花がいろいろ咲き始める。そのひとつにこの花があり、丁度今頃は咲き始め......
藪椿が散る
いま、桜咲くなかで私が初春から追い求めていた藪椿が桜のピーク前に花期を終え、
花びらを一枚ずつ散らすのでなく一花ごと落としていく、
その落ちた一花を眺めていると花の執念というか美に対する思いを感じる。
花の落ち、しばらく花色を留める椿の一花、それは花がみせる想い出創りかそれも哀しい性の一面か、対話がないゆえに人の浅墓な思いが先走る。
一花の散り
桜の咲くなかで私の好きな女性(ひと)が
過去の他人となって消え
一粒の涙が残る
椿の散り
その別れの瞬間を私はみる事無く
知るのはいつも訪ねた時
その泣きじゃくりの涙に唖然として
花は終演か・・・
そう思い私の別れを重ねる。
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