雨が齎す春の高まり
花を呼ぶ雨になるかな朝は止んでいた雨、再び一日かも?見込めないかな・・・空が雨を告げている。風は小高い山を迂回して、広い谷を回りこむようにうねりとなって押し寄せ、うねりは木立と密集...
雨が齎す春の高まり
冬の寒さを壊し、萌えと花の開花を告げる春先の雨、暦ではもう春は半ばになっているが寒さが至る所で僅かな残雪となって残り、芽吹きと開花を阻んでいる。
それでも季節は不思議なもので、雨後の度ごとに少しずつ・・冬の塊を解凍させていく、融け後に残る芽吹きと固い蕾、それらを太陽が雨との共同作業でそれぞれが待っている順番に従って形を整えて行く春の雨。
芽吹きから広がる緑、蕾の膨らみから始まる開花、人が待ち望む花と緑の季節が、雨が降るたびごとに活性して行く、この過程こそ私が待ち望む春が生まれる瞬間。
萌え
四季の始まりを告げる春
草木が萌える季節
私がこの冬を耐えていたのも
冬の先に在るこの萌えを待っていたから
この解放感
このわくわく
ときめき
恋とは違う優しさに満ち溢れた解放感
生きている実感
このうれしさ
ちょっとした感動もの
雨が降るたびその先に在るときめき
私には恋以上の楽しさ。
雨後の後 枯草に見る 萌の顔
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