寒風（木枯らし）

寒風

風冬の朝気が滅入るような寒さで目が覚め、少し扉を開けて外を覗くと空が美しく澄んでいる。風は強く、冷たく、常緑樹の木の葉を叱咤するようにゆらし、寒いぞ・・そう言っている朝の風。風.....

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寒風（木枯らし）
冬の寒さが本格化し、北の大地には雪が舞い積もり、寒波の日々が続くかと思えば長続きせず暖かさがその間に割って入る師走。
木枯らしも二つほど数え覚えていたがそれ以降は暖かい日が多かったこともあり記憶から薄れ余り気にならず、それよりもむしろ朝夕の冷え込みの方が応える。

寒い・・そう言っていた木枯らしが懐かしく、再び吹くと暖かさに慣れた私の身体が再び悲鳴をあげそう、寧ろこの雨後の後に吹く北風が気になる雨の一日。

温もり

冬最中
この温もり失くして
冬は過ごせず

手法を駆使し身体を暖め
確保し
抱きしめて離さず
一日・・を過ごす

そう
温もりは別れられない
冬の恋人。