さくらの散り始め
日々繰り返される日々同じ日は平日で雨、雨の日曜日その割には風が北風だ、冷たく直ぐに強張る未だそんなに欲しいのか明日は春分の日。灰色、煤色の微粒子が空全体を蔽った昨日の冴えない空,今......
桜の散り始め
遅れていた我町のソメイヨシノが満開になり、数日の逢瀬を楽しんでいると二人の仲を裂く寒の戻りの風雨が花びらを奪い散らす。
後もう少し桜と過ごしたい、その私の想いを知りながら花びらを散らす桜の儚さ、
ソメイヨシノが鮮やかだからこそ、その出会いまでのわくわく、逢瀬のときめき、別れは寂しく、再び春までもう会えないと思う散りは複雑、いま、花は私の心に一粒の種として残り次の春まで眠る。
染井吉野
目を奪う鮮やかな染井吉野
花は満開となって空を蔽い
私の自由を奪う
その散りは一片の離れから始まり
地表に落ち
薄らと降り積もり
花びらは暫く褪せることなく燻り
温もりが私を再び誘う。
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