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いまだに蝉が出張っているから小さな優しい音色の虫の鳴き声はかき消されてしまっているけれど、朝早く夏草の茂る小路に分け入ると聞えてくる虫の鳴き声。
リン・・チンチロリン・・など、
鈴虫、キリギリス、コオロギなどの鳴き声が優しい音色となって語りかける、
朝の忙しさに追われて誰も耳を傾けない、
立ち止ってしゃがんで耳を傾ける、
朝の気配、微弱な冷気、風、薄いガラスの器を触れるように叩く虫の鳴き声、
ゆとり持っていたいけどね。
ゆとり
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人はいつから持たなくなったのかな
ゆとり
・・・
忙しいから
時間が惜しい
そんな事にかまっておられない
仕事・・
掃除仕度送り出し
余裕なんてない
働かないと
・・・
私にはそんな余裕ない
時間があるのは老いた人
たしかにそうかも知れないけれど
年代関係なく
時間と仲良くなって楽しむ
棚卸をしてみる
そんな時間あってもいいと思う
無理して
背伸びして
気がついたらもう旅発ち
余りにも哀しいと思うし
四季のバス停で立ち止って一バス見送る
そんな時間の余裕有かな
・・・
ゆとり
対座する時間
私はいつも持ち続けたい。
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