四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

剪定された公園の風景。

2009-01-30 | Weblog
ある風景。
私がいつも歩く公園の散歩道、いろんな樹が植えられ育っている。
落葉、常緑、針葉樹など、
私の町は住宅地として開発された割には意外といろんな樹が植えられ、
樹が残っている方だと思っている。
いまそれらの樹が生長していい感じになって・・・そう思っていたのに、至る所でバッサリ。
大きな樹は根元、あるいは途中から・・・それはもう墓標、墓石。

伐るのが悪いと言わないけれど、もう少し考えて公園を作れないのだろうか?

もし話せるなら

もし樹が話せるなら
伐られた訳を教えてくれるだろうか

この季節
公園の樹が伐られ
あるものは根元から
あるものは途中から
手足を捥がれて
足だけ残して
イメージだけ残されている

なぜ
・・・
樹も生きている 
すべてのものが成長するように 
樹も成長して森を作る

木の葉が散って
日当たりが悪くなって
視界を妨げて
電線の障害になるから
悪者にされて
根元からバッサリ伐られ
無残な姿を墓標として曝している 

温暖化を止めよう
CO2削減のために樹を植えよう
そう言いながら
片方では街の樹を切っていく
この現実この矛盾

樹が話せるなら
その心の内を聞いてみたい。

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