久しぶりの
こので暑くなるかな・・・
開封、
萌黄の恋文の封筒を開封したときに毀れる、
わくわくどきどきした恋心の春は終わりを告げて、爽やかな初夏の模様が広がっている。
今日はそんな初夏の陽気に嫉妬した冬模様はようやく腰をあげ、
朝から模様替えの無地の灰色。
時々表情が崩れ、泣いて、喚くのかな・・・と思うと、
止んで黙って一言も喋らない無言の数十分があったりして、ちょっと戸惑う、
そんな朝が今 . . . 本文を読む
今日も
なぜか模様は初春
喜べるのはいつ頃かな・・・
様変わり、
初夏の模様を奪うこの寒さ、本来なら初夏の陽気が燦々と降り注ぐのに、
その陽気は失せ、空には重苦しい灰色が広がって、
風は重く、冷たく、想いから希望までを奪う風、齎されるのは程遠い初夏の陽気、
いつから?そう思いながら見上げる空から一向に下りてこない夏、
この地に座って胡坐をかくのは今日か、明日か、
そんな想いをめぐらす朝、種火は . . . 本文を読む
寒さに一区切りがつきそうな日曜
体調も戻っていまはかな・・・
爽やかな母の日
母の日、
私の母は働きながら身を粉にして、兄と私の二人を育て生きて来た私の母、
いつも一人の女であると同時に、母としての重責を担って生きて来た母が、この世を去って数年経とうとしている。
人が生きるという事は何も神を信じ、奉ることではない。
仏となってこの世を去った母を、私が生きている間は供養して、その想い出と教えを糧に . . . 本文を読む
寒空で冷めたスープをそそるような日々、
初夏の無くいつも空・・・
=
器、
器に活けられた花は鮮やかに咲いて、散って、南風に乗って北へ向かったのに、活けられた器からいつもの暖かい水が溢れてこない。
水は冷たく、風はひんやりとして、空から燦々と降り注ぐ陽射しを厚い雲が阻んでいる空には、あの初夏の気配が感じられない。
今日は5月のページをめくって10枚目、なぜか空どんより、風は停滞、水は温まず、
. . . 本文を読む
予報はでも今朝の朝は
停滞それとも眠っているのかな・・・
そんな朝。
5月も今日で一週間、
そろそろ良い顔の空が見えてもいいのに、今日もうっすらと霞が・・・
晴れるのかな・・・そう思いながら空をみて、
いつかな?青空、そう思う今日の空。
5月
新緑の萌える季節
色鮮やかな緑は生まれ変わり
いい顔いい彩を魅せている
風は緩やかに流れ
漣となって町に押し寄せ
廃墟の町にあたり
砕け散りながら流れ . . . 本文を読む