散り、
雪が春の雨によって融けるように雪柳の花が雪解けとなって消滅していく、
さくらより先に咲いて美の存在感を示していた雪柳、その雪柳が桜の散りに合わせるように泣き崩れ、消滅していく4月の初旬。
さくらの咲はじめと散りは早く、昨夜の雨と風で大半の花びらが役目を得て散らし、それに追従するように消滅した雪柳。
もう、その白い化身をさらすことなく鮮やかな小さな木の葉に覆われ、美しい裸体をみせている雪柳 . . . 本文を読む
残像、
昨日の面影と言うか残像が残る朝、
風はざわめき、空の上では雲が激しくぶつかり、絡み合い、互いに浸食しながら広がって、
互いの個性をぶつけながら、主張しながらめまぐるしく表情を変える空。
風の迷走、雨の躊躇いが残る朝の空、
今日はこの雨、昼前には消滅していくかな・・・そう思いながら明と暗を交互に繰り返す空の表情を追う私に疑問符を付きつける空、
この空色プラス志向に向かうか・・・答えは午前中 . . . 本文を読む
低山の魅力、
里の近くの低山、標高500に満たない山だけれど、里に近いせいもあってアクセスが良くいつも気軽に登れ、リタイヤが簡単なのがうれしい。
丁度今頃は新芽の膨らみと花の開花シーズンで、馬酔木から始まった花が水芭蕉、ミツバツツジ、ヤマザクラの開花を迎え、ポイント・・で色鮮やかな形を作っている。
日当たりのいい斜面ではスミレが咲き、蝶が舞い、森の中で鶯が鳴く、
これから新緑に向かって薄化粧を始 . . . 本文を読む
一日限りの春の荒れ、日記、データー
強い北風が吹いて、空は男女の絡み合いのように激しく縺れ、反発、絡み合う雲の群れ、
その感情は激しく、怒りに満ち、喜怒哀楽を伴って高ぶり、崩れ、頓挫した空、
華やかな色彩の花色を塗りつぶすように蔽い、暴れた空から、感じるのは哀しい空色と花びらを散らす無情の風、
抱きしめられると凄く冷たい、シャーベットを口に含むと至る所を刺し、感覚を奪う冷たい風、ひたすら耐える一日 . . . 本文を読む
4日間の休日。旅発ちは帰りもそして今日はこの旅はある意味で自然換気+4日間の休日。暖かい陽射しに背中を押されるように旅に出た4日前、着いた旅先の地も改正で、行く道中の中、南の白銀を纏った...>続きを読む
4日間の休日、
昨年は友達に誘われ、長野で過ごした気分転換の休日。
今年はその友達に誘われていた山行を、仕事の都合もありキャンセルしたため、いつもなら来る話が来ない3月。
今年は一人で気分転換し . . . 本文を読む