「この本に登場する鳥たちが生き残れるかどうかは、私たちしだいだ。
それにはフォトアークのような単純明快な形で、貴重な生き物を紹介することが大切だ。
彼らを救うにはまず存在を知ってもらわなくてはならない。」 ジョエル・サートレイ
それにはフォトアークのような単純明快な形で、貴重な生き物を紹介することが大切だ。
彼らを救うにはまず存在を知ってもらわなくてはならない。」 ジョエル・サートレイ
写真家のジョエル・サートレイ さんは、生物と生息環境を救うために、
フォト・アーク(写真版ノアの箱舟)プロジェクトを開設。
動物園にいる希少種や普通種、野生動物の保護センターにいる動物、
民間コレクターのおかげで絶滅を免れた動物など 人間に保護されている動物の姿を
世界各地を訪ねて「動物の箱舟」として撮影しているそうです。
今回紹介する『鳥の箱舟』は、サートレイさん自身も強い思い入れがある鳥たちが主役です。
姿かたちも色も多種多様な鳥たちの写真約350枚、280種以上を収録。
世界各地の珍しい鳥、美しい鳥、変わった鳥、日本でも見られる鳥など、
おなじみの鳥からまだ知られていない鳥たちまで数多く紹介されています。
フォト・アーク(写真版ノアの箱舟)プロジェクトを開設。
動物園にいる希少種や普通種、野生動物の保護センターにいる動物、
民間コレクターのおかげで絶滅を免れた動物など 人間に保護されている動物の姿を
世界各地を訪ねて「動物の箱舟」として撮影しているそうです。
今回紹介する『鳥の箱舟』は、サートレイさん自身も強い思い入れがある鳥たちが主役です。
姿かたちも色も多種多様な鳥たちの写真約350枚、280種以上を収録。
世界各地の珍しい鳥、美しい鳥、変わった鳥、日本でも見られる鳥など、
おなじみの鳥からまだ知られていない鳥たちまで数多く紹介されています。
鳥たちの正面顔やクチバシ 足などのパーツが黒と白の背景に鮮やかに写し出されています。
神戸どうぶつ王国に飼育されているクビワコガモやハシビロコウも掲載されています。
『鳥の箱舟』で文章を担当したノア・ストリッカー さんの「はじめに」に記された内容は
野鳥撮影や動物園の鳥たちの観察、小鳥の飼育を通して私が感じた思いと重なる言葉が多く
読み返すたびに共感が深まります。
「鳥をクローズアップで見ると、人間にしかないと思っていた特徴
~表情、気分、個性~がちゃんとあることに気付く。
そんな解釈はただの擬人化で…(中略)…動物たちに勝手な考えを投影しているだけかもしれない。
けれども鳥は明らかに、人間に近い感情を出している。
それを否定するのは、人間にはできても動物には無理という先入観だ。
どうかこの本に出てくる鳥たちの感情を、思う存分読みとってほしい。」ノア・ストリッカー
※本書の売り上げの一部(1冊あたり30円)が PHOTO ARKプロジェクトに寄付されています。
PHOTO ARK 鳥の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/18/041900007/
最後まで見ていただきありがとうございました。
良い本を紹介して下さって、ありがとうございます。
著者が、鳥にも感情や気分があると言って下さって、とても共感しました。
かつてテレビ番組で(確かチコちゃんの番組だったかな。)、ある生物学者が、鳥には感情がない、愛情もない。と断言していたんですよ。
私は違うと思いましたが、専門家が言うことに反論する知識もないので、なんとなくしっくりしない気分でした。
鳥だって、気持ちや感情があるはずですよね。
ロメオさんは小鳥を飼っておられるのでしたね。そのご経験から、小鳥も感情を持つということに確信があるのではないでしょうか?
ロメオさん、良い本にはどうやって出会っているのですか? なかなかいい本に出会う機会が少ない気がします。
その番組は見ていませんが、ここあさんの抱いた違和感は想像できる気がします。
その学者さんにとって、鳥に感情や愛情があると認めるのは都合が悪いのかもしれませんね。
例えば、足環やフラッグの装着。学術的に意義があるとはいえ、私はやはり鳥が気の毒に思います。
過去に入院した際、個人識別のリストバンドを着けられて何日も何日も痒くて不快だった自分の体験が元になっています。
そういう個人的な思い入れは、偉い学者さんの冷静な考察にはじゃまなのかもしれませんね。
鳥関係の本などは主にTwitterで見つけています。
鳥の箱舟を出版したナショナルジオグラフィック日本版やバーダーの出版社、
自然カメラマンや国内外のバードウォッチャーさんをフォローしています。
発信より情報収集に使っています(^^♪