笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

チルーと言うらしい

2006年06月26日 03時45分59秒 | テレビ
NHK特集「黄金のアルキン」で、中国のアルキン山自然保護区に生息するチルーというカモシカについて触れていました。
一時期密猟で激減したこのカモシカも保護の甲斐あって現在その生息数も増えているのだとか。
チルーから取れるカシミヤは最高級品としてヨーロッパで取引されてきた。。。。ってこれはあの「ココシリ」で見たチベットカモシカのことではありませんか!

番組中、映画で観たのと同じ光景-殺戮されたカモシカの死骸-が一瞬写され、映画の場面が思い出されました。
番組ではこの保護区の自然と、そこで暮らす動植物を紹介していましたが、疾走するジープ、突然の荒天、ブリザードなど、もう「ココシリ」の世界でした。

ちなみにこの保護区は九州と同じ大きさで、そこに暮らす住民は6人なんだとか。
羊の管理を国から任されて生計を立てている彼らの生活は、他の動物たちと同様自然環境に逆らうことなく、淡々と営まれているのです。こういう風景を見ていていつも思うのは、「千年先も生きながらえる人類ってこういう人々なんだろうなぁ」ってこと。
本当に人間も動植物も等しく自然の一部なんだ、と改めて感じた番組でした。それにしても自然の力、その自然の中で暮らす生き物たちの戦略には圧倒されます。
録画しとけばよかった。。。(悔)

番組公式サイトはこちらから
コメント
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